クビアカツヤカミキリムシ(外来種)の特徴は
首元が赤く艶がある。カミキリムシの一種だが国内種でなく
中国から来たとされている。

主に桃、すもも、桜、梅の木が枯らされている現状。
発見された場所:愛知県、徳島県、埼玉県、大阪府、東京都
このクビアカツヤカミキリムシの繁殖能力が脅威!
なんと1回の産卵につき300匹を産む(通常は100くらい)。
見つけたら駆除したいのですが、見つけたときには時すでに遅し。
なぜならクビアカツヤカミキリムシは
卵は孵化しても木の外には出てきません。
なので、木の見た目は変化なくまったく気付かないのです。
そうして2年という長い年月を木の中で過ごし
内部から徐々に侵食して枯らしていくのです。
こんな現象が見えたらすでに侵食されている
木の根元に「木の粉のようなくず(フラス)が落ちている」
しかし、これといって対策がなく手をこまねいている状態の様です。
- 成虫になってから木から出てきたところをネットで捕獲する。
捕獲時は強烈な臭いを放つ(すっぱい臭い) - 被害を拡大させないため害虫にやられた木を切る。
果樹園農家を苦しめ、食生活を脅かし、桜を愛す日本人にとっても
危機的状況にあります。
一匹カミキリムシを見つけてしまったら、周辺の木はすでに侵食されて
いる恐れがあり、丹精こめた木々の復活はできず、農家をたたむ事になっているそう。
駆除に立ちあがる人々「クラウドファンディング」
成果のある捕獲、駆除方法がないままでは、クビアカツヤカミキリに木々達が枯らされてしまう!
ということで
徳島県立農林水産総合技術支援センターは
クラウドファンディングで支援金を募っていました。
プロジェクト内容
- ボランティアを集め人海戦術でクビアカツヤカミキリを捕獲する。
- フェロモントラップの為の研究(フェロモンでおびきよせ捕獲するため)。
OTSUCRU[おつくる]
https://otsucle.jp/cf/project/save-sakura.html#side
日本応用動物昆虫学会
http://odokon.org/archives/2017/0519_0001.php
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